自己破産 任意売却 タイミング

MENU

そもそも任意売却とは?

まず、簡単に任意売却について説明したいと思います。
任意売却というのは住宅ローンの支払いが困難になった場合や、返済を滞納した場合に、住宅ローンの借主と貸主である金融機関の合意によって不動産を売却する手続きです。

 

よく自己破産=任意売却と同じように捉えている方もいるかもしれませんが、必ずしもイコールではなく、任意売却だけをして自己破産を回避するケースもあります。

 

ただ、自己破産を前提としてその前後に任意売却をすることが多いのも事実です。

 

自己破産をする際は偏頗弁済を行ってはいけないという決まりがあります。
詳しくは「偏頗弁済って何?」こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。

 

しかし、任意売却は偏頗弁済にはなりません。
また、自己破産で自宅を売却する場合、競売という手段もあります。

 

自己破産を検討している場合、
どっちみち住宅を手放すことになるんだから競売でも任意売却でも同じでしょ?
と投げやりになってしまう方も少なくありませんが、まとめると以下のようなメリットがあります。

 

・競売よりも任意売却のほうが住宅を高値で売却できる可能性が高い
・競売に比べると任意売却のほうが普通の不動産売却を周囲に装える
・引越し時期のタイミングを相談できる。(競売は強制)
・引越し費用が貰える可能性がある

 

任意売却にはこのようなメリットがあります。

 

自己破産を前提に任意売却を行う場合、自己破産の申し立て前に任意売却を行う場合と自己破産の申し立て後に任意売却を行う場合があります。

 

どちらのタイミングで任意売却を行うべきか?は個々のケースによって判断が分かれますが、基本的には自己破産の前に任意売却を行ったほうがいいと言われています。

 

その理由に関しては以下の任意売却のタイミングによるメリットを参考にしてくださいね。

自己破産の前に任意売却を行うメリット

自己破産前の任意売却メリットその@裁判にかかる費用が安くなる

自己破産の前に住宅(資産)を手放しておくことによって「同時廃止」事件として処理されます。
自己破産には「破産管財」と「同時廃止」の二つがありますが、管財事件となると裁判所への予納金が最低でも20万円〜50万円は必要になります。

 

一方で同時廃止事件であれば裁判所の費用は数万円で済みます。
また弁護士費用に関しても「破産管財」と「同時廃止」では最低20万円ぐらいは変わってきます。
裁判にかかる期間も破産管財の場合は半年から1年かかる場合もありますが、
同時廃止であれば2ヶ月から3ヶ月程度で裁判を終わらせることができます。

 

破産管財と同時廃止の違い 破産管財 同時廃止
裁判費用(予納金) 20万円〜 1万円〜
弁護士費用 着手金30万円+報酬金30万円〜 20万円〜30万円
裁判期間 2〜3ヶ月 6〜12ヶ月
免責不許可事由 あり なし
換価できる財産(この記事のポイント!) あり なし

 

自己破産前の任意売却メリットそのA引越しをする場合に有利になる

住宅の売却代金は債権者への返済に充てられますが、自己破産の前に任意売却を行うことによって引越し代金を負担してもらえる可能性があります。

 

債権者との交渉次第になりますが、10万円〜20万円の引越し費用を負担してもらえるかもしれません。また、引越しのタイミングを早めることで自己破産後の計画を立てるなど余裕が持てます。

 

自己破産前の任意売却メリットそのB滞納している税金を支払うことができる

任意売却の売却手続き費用は債権者持ちで、
なおかつ売却代金の一部を滞納している税金の返済に充てられる可能性もあります。
ただし、滞納している税金があまりにも大きい場合は債権者が任意売却を認めてくれないことがあります。

 

冒頭でも紹介していますが、任意売却をするには債権者の合意が必要になります。

自己破産の後に任意売却をしたほうが良いケース

タイミングとして自己破産の後に任意売却をしたほうが良いケースとしては、
自己破産後に任意売却をすると裁判所や破産管財人が売却を主導することになります。

 

そこに悪徳な不動産業者が付け入る隙がなくなりますので
適正な価格と仲介手数料で住宅を売ることができるという点です。

 

オブラートに包んだ言い方になりましたが、
簡単に言えば任意売却にあたって「悪徳業者にぼったくられることがない」という点です。

 

また、先程も少し触れましたが税金の滞納金額が大きい場合などは自己破産後に
任意売却をしたほうが債権者との返済の話し合いがスムーズに進むこともあります。

 

どちらのタイミングのほうがメリットが大きいというよりかは、基本的には自己破産前に任意売却をしたほうがメリットが大きいですが、それができないケースもあると捉えておいたほうが正しいのかもしれません。

自己破産をしても任意売却で自宅を残すことはできる?

最後に、自己破産をしても任意売却で自宅を残すことができるケースについて紹介しましょう。
任意売却は本人以外であれば誰でもその住宅を購入できるので身内に購入してもらい、後で自分で買い戻す、もしくは賃貸契約で家賃を支払うという条件で自宅を残すことも可能です。

 

 

しかし、任意売却の場合は住宅ローンを組むことができず、現金一括購入でなければいけないのでその資金力がある人が身内にいて力を貸してくれるということが前提となります。

 

おそらくそのような状況であれば自己破産をしていないという人がほとんどだと思うので、
自己破産をしたら住宅は手放さなければいけないという認識が一般的です。

 

 

 

たった40秒の入力で今の状況が大きく変わる!
無料・匿名で借金問題のプロが借金を減らす方法と減らせる金額を教えてくれる!
最短40秒の入力で、今の苦しい状況から抜け出す解決策がわかります。

↓匿名でできる借金無料診断はコチラ↓


 

関連ページ

自己破産のデメリット
自己破産を検討中の方は借金がチャラになるということの他に自己破産をすることによるデメリットについても目を向けておく必要があるでしょう。
自己破産は秘密にできるのか?
自己破産をしていることを知られてしまうとそれだけで信用されなくなる可能性も考えられるので自己破産を秘密にしたいと考える人も多いと思います。
自己破産は2回繰り返すことは可能なのか
1度自己破産をしたにも関わらず再度借金をしてしまい、また債務超過の状態に陥った場合、2回目の自己破産を行うことはできるのでしょうか?
自己破産の費用について
自己破産をする時に必要になってくる費用についてわかりやすく説明しています。
自己破産に必要な免責とは?
自己破産をしたからと言って必ず借金が0になるというわけではありません。裁判所による免責が下りなければならず、場合によってはこの免責が下りないこともあるので自己破産前に免責というものがどのようなものかを確認しておきましょう。
自己破産すると車はどうなるのか?
自己破産をすることで車を売却したり、引き上げられたりしてしまうことがありますが、もし生活や仕事で車がどうしても必要な場合はどのように対処すればいいのでしょうか?